ピノキオ(Dr.a3o)から直通電話あり
帰りがけに,県内の電話番号から,電話があり.
相手は,Dr.a3oだった.
土曜日は,仕事の日じゃないのに,仕事してんだな.
退院前に,正看護師長に伝言たのんだ
あなた方は,生殺与奪の権利を持って,仕事をしているうちに,
ピノキオか,天狗になってしまったんじゃないんですか?
病棟医長(a3o)にお伝えください,
“ピノキオ,逃げるなよ”
これが,効いたのかもしれない.
そのまま伝わったとは,到底思えないけど.
電話の内容:
- a3o: 電話が欲しいと伺いましたが
- 私: 必ずしも電話でなくてもかまわなかったのですが,その後考えを整理して,もう少しお伝えしたいことがありました
- 私: 病棟医長代行には,出向くつもりは無いと言いましたが,現在では,お話しするために,出向くこともやぶさかではないと思っています
- a3o: そうですか,電話だとどうしても1対1になりますので,来ていただければ看護師長も交えることも出来るかもしれません
- 私: わかりました,まだスケジュールが確定できませんが,再来週あたりに,一度お伺いします.
戦いの日が決まった
それまでに,情報収集が完了するだろうか,
最適な攻撃相手は見つけられるだろうか.
これまで話してきた中では,a3oも,完全には黒じゃないと思っている
その仕事に対する姿勢は,
- 突き放して,相手が自力ではい上がってくるのを待つ
と言うもので,すべての患者にとって最適なものではないと思う.
でも,一つの正しい方法だとおもう.
そのやり方によって,彼は持続的に精神科医との職に従事できるだろう,
(患者に巻き込まれて,職を去る医師も少なくないと聞く)
また,そのやり方故に,同時に多くの患者を診ることが出来るだろう.
だから,1人でより多くの患者を救う形になり,
それが彼の選択した方法なのかもしれない.
そうならば,崇高なことだと思う.
また,病棟では,10時からの外来を終えて,そのほかの業務をこなし,
19:00〜21:00位まで,個室の患者や,担当の患者を診に来ていた.
多い人は,週に2,3回診察を受けていたらしい.
その上で,彼は,外勤1回(金曜日)+夜勤のバイト をして生活をしている.
彼もまた,その職位の制約によって,自分を殺して居る部分が有るのかもしれない.
でも,それによって,病棟に実害が出ているのも事実.
- 彼に,ボールを投げ,託して,変化を起こしてもらうのがよいか
- その上が,黒か白かを見分けた上で,変化を引き起こせる人間に対して,私が直接矢を射って変化を起こさせるべきか
その判断には,もう少し情報が必要.
少なくても,どっちかはやる.
卒業式 榛野なな恵 作
卒業式―榛野なな恵作品集 (YOUNG YOU COMICSワイド版)
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名作です.
でも,新書巻サイズで2002年に再度発行されたのに,また絶版になっているようです.
手元に本がありませんが,その出だしは
メリット,デメリット
常に意識している
でも,時にその判断が難しい場面がある
たとえば,幸せに死なせたくないヤツが居る場合
中学生の主人公が,ずっと“優秀な子”を演じ
何年もかけて,舞台を作る.
そして,通常の方法では到底倒せない悪に対して,
ガツンとかますというお話.
作品としてのおもしろさは,読んでもらわなければ伝わらないと思いますので,
こればっかりは,機会がある人は,読んでください.
発売後しばらくしてから新聞の書評にも載ったりした,隠れた名作です.